8月6日(土)広島では原爆投下から77回目を迎える祈りの日に、TAKEFUの開発・販売創業者でいらっしゃる(株)ナファ生活研究所の相田社長をお招きして、千年美容 玄初のTAKEFUお話し会を開催させて頂きました。

 TAKEFUと私の出会いは、数年前から愛用していたTAKEFUのマスクが始まりでした。その柔らかさと長時間かけていても耳の痛みを感じないTAKEFUのマスクは、花粉症の季節に気管支炎のような症状になる私を助けてくれていました。

 千年美容 玄を立ち上げ、Komeruシリーズ最終となる通称「ぬか袋」の試作を重ねていた頃、発酵糠の状況は満足のいくものになっていく中、外側の袋の素材に行き詰っておりました。試作は晒布でしたが、触れている実感が大きすぎてしまうことが行き詰っていた原因でした。優しく撫で磨いて下さいとお伝えしても、「優しさ」は個人差のあるもの。そして、触れている実感が大きすぎると、ついついもっと実感を求めてしまい、知らず知らずに力が入ってしまうという事は試作品を試している私が一番感じていたことでした。少しでも摩擦感を感じないものを・・・と昼夜考えていると、ふとTAKEFUのマスクを思い出したのです。

 山口県宇部市の朴の森にある鍵山記念館様とは、記念館3周年記念式典に参列させて頂き、鍵山社長ともご縁をいただきました。鍵山社長も、千年美容 玄の製品、製品に込めた想いにご賛同下さり、玄を応援すると仰ってくださいました。鍵山記念館様でTAKEFU製品をたくさん取り扱われていることを思い出し、鍵山記念館を管理されており、月一のお手入れ会も開催して下さっている藤野先生に、新製品のお話させて頂きました。すると、そこからはびっくりする位のスピードで、直接相田社長とお話しをする機会を頂いたのです。

 そして、強行突破の日帰り東京の旅。千駄ヶ谷のオフィスを訪ね、お話しをさせて頂き、「試してごらん」と様々な布のサンプル下さいました。試作すると、「もうこれしかない!」という満足を感じ『柔肌熟成ぬか袋 穂(みのり)」を完成することができました。

 直接お会いした際にも感じたのですが、相田社長ご自身がTAKEFUのような柔らかなお方で、今回のお話し会に参加して下さった方が「あの柔らかなお声に聞き入ってしまいました」と感想を送って下さるほどでした。

 お話しは、TAKEFU誕生までの道のりや、TAKEFUによって改善された症例などを詳しくお話しくださいました。竹から繊維を作り出されるまでの道のりは大変な大変なご苦労だったのにもかからわず、「一個人が新たな繊維を発見するなんてことありえないんですよ。だから、天がこの繊維を使って世のためになることをする為に僕の身体を使ったんだと思っています。」とお話しされた時には、私など到底比べものにはならないのですが、自分がKomeruシリーズを完成できた時の気持ちと重なり胸が熱くなりました。

 そして、更に「抗菌検査の結果を知らされた日、TAKEFUに宿る抗菌力の凄さに、自分でもどうやって検査機関から帰ったのか、風呂に入ったのか、どうやって眠りについたのかも覚えていないのだけど、TAKEFUの使命は何かをずっと考えたんだよ。そして、翌日゛人が最も痛みに苦しむ時に、そっと寄り添い、ただ快癒を祈る一枚のガーゼ″という言葉が降ってきて、その日から医療用ガーゼの開発を始める!と決心したのです」というお話しに、その日から21年絶えることなくその志を持ち続け、医療用ガーゼを完成されたお話しには、感動を超えて作り手として追っていくべく背中をみせて頂きました。
 「何故こんなに症状が改善されるのでしょうか?」という質問に「竹のもつ中庸性がバランスを整えてくれるんだと思うんだよ」いう社長のお答えに、私が今まで学んで来たことと全てが繋がりました。
(TAKEFUの抗菌性含め特徴はこちらをご覧くださいませ。【㈱ナファ研究所HP

 最近、長年皮膚疾患を患って来られた方が千年美容 玄の製品をご使用下さることが多く、少しでもお役に立ちたいう想いとはうらはらに、その方達の抱えて来た日々の苦しさに、使命の大きさみたいなものを勝手に感じておりました。お話し会の前日、ご愛用者様がこの暑さで出る汗が、傷にしみて痒みを増加させているとお悩みを頂き、汗の拭き取りに使って頂きたいとTAKEFUをお送りしました。このお話を聞く前でしたのに、TAKEFUと共に玄の製品もお使い頂ければ、症状が緩和されやすくなるのではないかと、自分でもよく分からないままに感じたのです。お話しを聞いた後、送って良かったという確信に変わり、耐え難い痒みが少しでも和らいでくれることを祈りました。

 ご参加下さった皆様が真摯にお話しに聞き入って下さり、質問して下さったりと会はとても実りあるものとなりました。ご参加下さった皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


 ご参加下さった皆様がそれぞれの環境の中で、TAKEFUの必要性を感じて下さり、ご注文頂いたものは近日にはお手元にお届けできますので、しばしお待ち下さいませ。

意気投合