なかなか更新できないブログではありますが、今年は一か月のまとめとして
その月の気づきや、製造の模様などを皆様にお伝えできればと思っております。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。

先日の大寒波で千年美容 玄のある広島市安佐南区祇園は一面銀世界となりました。

皆様のお住いの地域はいかがでしたか?
玄の製品に興味を持って下さっている方と製品の使用方法などをメールでやり取りをしていて
その中で、こちらの寒波の様子をお伝えすると、その方は山形県にお住まいで
吹雪の中ようやく辿り着かれたお家の玄関が凍っておられたそうです!
比べ物にならない状況にビックリしました(汗)

このように、離れた所にお住いの方にも玄のKomeruシリーズを知って頂き
お使い頂けること心より感謝致します。

さて、そんな1月の始めは何といっても

‟プレミアム美容水 雫”

の成功に歓喜した始まりでした。

師匠がよく話して下さった「自然(じねん)」を感じることのできるもの造りでした。

糠の常温仕込みでの発酵具合を毎日観察しながら、芳醇な香りへと変わっていく様を感じ
今だ!と思えるような瞬間に雫を仕込むことができ、
出来上がった雫は、今まで感じたことの無いような柔らかさを持ちあわせていました。

初めて手に取り肌につけた時、驚きを通り越し、身震いするようでした。

数量限定でしか準備できませんでしたが、皆様にお求め頂けたことこの場を借りて御礼申し上げます。
来年は、もう少し多くの方にお届けできるよう、寒仕込みの機会を逃さず挑戦したいと思っております!

そして、月の半ばを過ぎ、寒波到来の頃
黒米で麹を仕込んでみたいという衝動がおさえられずに挑戦!

黒米はもち米なので、お米に粘りが出てしまい
一粒一粒に麹菌が行き渡ることが難しいということは前知識としてありました。
その為、お米をかしておく(漬けておく)時間や、蒸し時間を工夫しながらの麹造り。

そして保温しながら時を待ち
初めて手入れをする時のドキドキ
麹がついてるー!!と大喜びし
「このまま、このまま頑張ってね!」と思わず語りかけ
数回の手入れを終えた頃には、一粒一粒に麹菌の行き渡った黒米麹ができました!

この黒米麹が加わえれば、プレミアム美容水 雫に近づくクオリティの美容水がとれるかもしれない!と思い
アドバイザーの皮膚科医吉屋先生に連絡をすると
黒米麹を見に来て下さり、
黒米麹を目の前に、先生と私の探求心が止まらなくなり時間を忘れて話し込んでしまいました。

毎日大変な疾患をお持ちの患者様と向き合われ
その方たちの、根本的な回復を目指されている吉屋先生。
吉屋先生の研究ノートは私なんかが見ても理解できないのだけど
手書きでまとめられたその量と丁寧さに、先生の熱意が感じられ、もう尊敬しかありません。

1月の最後の日に吉屋先生と語りつくすという貴重な時間を持て、
これからの改良の話もたくさんできて
もうワクワクが止まらい!!!そんなスタートを切れた1月。

皆様のお肌を癒し続けられるように
ますます丁寧に誠実にもの造りと向き合っていく志を新たにできました。

2月は、1年分の「柔肌熟成ぬか袋 穂」を仕込んで参ります。
その様子はまた次回お伝え致しますね!

最期までお読み頂きありがとうございました。